SE A60E
Solid Sitka Spruce Top | Ziricote Back & Sides | Fishman GT1 Electronics
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PRS SE A60Eは、バックとサイドにジリコテ、トップにスプルース単板を使用しています。高音域をロール・アップしたボトムエンドなトーンが、ヴィンテージのアコースティック・ギターを彷彿とさせます。PRSハイブリット”X”とクラシカル・ブレイシングのマッチングで、トップ材を自在に振動させることができ、SE A60Eの音を並外れたボリュームと繊細なニュアンスで引き出します。弾き心地の良い、高いプレイアビリティのAngelusカッタウェイのボディシェイプで、ピッキングやフィンガースタイルにも最適です。
アンプなどに繋いでも、ダイナミックでオーガニックなトーンのFishman GT1ピックアップ・システムによってリハーサルからステージまで簡単に扱うことができます。このシステムは、ピックアップがサドルの下、サウンドホールにプリアンプがマウントされ、簡単に調節できるボリュームやトーン・コントロールから成り立っています。
SE A60Eは、アバロンとメイプル材で美しく装飾されています。スプルース単板のトップ、エボニー指板とブリッジ、ボーン・ナットとサドル、そしてPRSのトレードマークであるバードインレイとヘッドストックがクオリティの高さを物語っています。すべてのPRS SEアコースティックには高品質のハードシェルケースを付属しています。






BODY
Top Wood Solid Sitoka Spruce
Middle Wood Ziricote
Back Wood Ziricote
Body Shape Angelus Cutaway
Body Depth at Neck Block 3 19/32"
Body Depth at Tail Block 4 3/8"
Bracing PRS Hybrid “X”/Classical Bracing
Body Purfling Abalone
Body Binding Curly Maple
Rosette Black/Abalone
NECK
Number of Frets 20
Scale Length 25.3"
Neck Wood Mahogany
Neck Shape Wide Fat
String Spacing 2 7/32"
Fretboard Wood Ebony w/ Curly Maple Binding
Fretboard Inlay Abalone Birds
Fretboard Radius 11.81"
Headstock Veneer Ebony w/ Curly Maple Binding
Strength/Truss Rod Adjustable
Neck Depth At The Nut 7/8”
Width of Fretboard at the Body 2 9/32"
Width of Fretboard at the Nut 1 11/16"
Nut Bone
HARDWARE
Bridge Wood Ebony
Tuners PRS - Designed
Acoustic Saddle Bone
Strings 12-53
Included Accessories PRS Hardshell Case
ELECTRONICS
Acoustic Electronics Fishman GT1
SPECIFICATIONS
デザイン&ビルド・フィロソフィ
PRS SEアコースティックは、ギター作りの歴史から培われたセオリーやメソッド、そしてPRS Private Stockアコースティックの製作から得られた数々の手法─ボディ・シェイプの選択、木材のペアリング、ブレイシング・スタイルなど─を融合しています。他では味わえないサウンド、PRSならではの高いプレイアビリティの高品質ギターをお届けするため、これらの各種設計セオリーを投入しています。

アコースティック・ギターのボディ・シェイプは、そのルックスのみならず、サウンドやフィールにも影響します。PRS SEアコースティックには、Angelus CutawayとTonare Grandの2種類のシェイプがあり、Angelusには「Angel(エンジェル)」、Tonareには「Thunder(雷)」の意味があります。この2タイプはいずれも、弾き心地の良さはもちろんのこと、ピックにもフィンガースタイルにも適しているという特徴があります。

アコースティック・ギターのブレイシング・パターンで、そのサウンドは決まります。PRS SEアコースティックには、トラディショナル「X」ブレイシングと、PRS独自の「X/Classical」ハイブリッドの2種類があります。トラディショナル「X」ブレイシングは弦振動を安定的にトップ・ウッドに伝え、独特の迫力あるサウンドが特徴的です。また、PRSハイブリッド・ブレイシングではサウンドホール付近ではトラディショナル「X」ブレイシング、そこから周辺に向けてはクラシカルなファン・ブレイシングという、2種類のパターンを組み合わせています。これによりトップ・ウッドの振動がより自由になり、ヌケの良いサウンドになります。どちらのボディ・シェイプでもバック・ブレイシングの形状には、バックやサイドの振動をトップに伝える「ロック・ダウン」タイプを採用し、ユニークなサウンドを実現しています。

アコースティック・ギターのバックやサイド・ウッドの選定により、ギターの基本的なトーンが決まります。PRS SEアコースティックでは、マホガニー、オバンコール、メイプルを使用しています。これらの材はトップ・ウッドのシトカ・スプルースとの組み合わせにより、それぞれ独特のサウンドを醸し出します。これらの材のチョイスに加え、ボディ形状、ブレイシング・スタイルによりギター全体のトーンが大きく形作られます。

弦楽器では、弦に触れるあらゆるものが弦振動を損なわせます。PRSでは、弦のサステインやレスポンスを可能なかぎり損なわないように、弦に接するパーツの設計に細心の注意を払っています。すべてのPRS SEアコースティックではボーン製のナットとサドルを採用しているのも、そうした理由があるためです。

PRS SEアコースティックでは、サドル下にピックアップをマウントし、ボリュームやトーンの操作性を考慮してサウンドホールにプリアンプを配置したFishman GT1エレクトロニクス・システムを採用しています。このシステムにより、リハーサルからステージ本番でも音質の再調整が簡単に行えるダイナミックでオーガニックなトーンを実現しています。

PRS SEアコースティックの製品名はボディ形状、ブレイシング、木材のコンビネーション、エレクトロニクスの有無で構成されています。上図は製品名の各文字の意味を示したものです。
AVAILABLE COLORS
