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Meet the PRS Tekton Family: Precision Built for Modern Players

4 時間前
読了時間: 7分

■HISTORY & DEVELOPMENT OF PRS TEKTON

PRS Guitarsは創業当初から今日に至るまで、常にアーティストからのフィードバックとギター・メーカーとして培ってきた経験をもとに製品作りを行ってきました。

幅広いミュージシャンからの意見は、彼らの音楽を奏でるためのツールとしての役割を果たすギターをより良いものへと向上させていくために、常に欠かせないものでした。そして近年、より薄いネック、長いスケール、フラットなラディアスの指板、ステンレス・フレット、デジタル機材との相性といった、よりモダンな仕様の製品を求める声が高まってきました。こうしたミュージシャンの声に応えるべく、PRSから新たに誕生したのがTekton(テクトン)シリーズです。


ここに、PRS Tektonファミリーをご紹介します。






■GOALS

このプロジェクトがスタートした時、最初に掲げたのは、高い製品クオリティを求め、細部にまでこだわりを持つテクニカルなプレイヤーのニーズに応えられるモデルを作ることでした。

そこから具体的な仕様の選定に入り、6弦モデルには25.5インチ・スケール、そして7弦モデルには26.5インチ・スケールといった比較的スムーズに決まったものもあれば、指板のラディアスを16インチにするか20インチにするかなど、何度も議論を重ねたものもありました。そして方向性は明確になっているものの、新しいボディやネックのシェイプ、そしてピックアップなど、プロトタイプを作り、試行錯誤を重ねていくことで、このモデルのオリジナリティとターゲットとするプレイヤーに自然に馴染む演奏性を追求していきました。


TektonはPRSの製品ラインナップへ新たに加わったモデルということにとどまらず、

PRSにとって新たな製品カテゴリーの幕開けを意味します。



■BODY & NECK

ボディ・シェイプに関してはVelaをベースにして手を加えていきました。Velaのボディをさらに軽量化させ、PRSを象徴するCustomシリーズのボディと融合させました。まず紙の上でデザインを行い、次にコンピューター上で形にし、そして実際に木を削ってプロトタイプの製作へと進んでいきました。

最初から理想の形に仕上がったわけではありませんが、納得のいくまで何度も微調整を繰り返しました。そして最終的にはハイポジションへの素早いアクセスを可能にする大胆なスクープ・ジョイントと身体へのフィット感を高めるベリー・カーヴを兼ね備えた、モダンなデザインに仕上がりました。

ネック・シェイプに関しても、同様のプロセスを経ています。単に薄いだけのネックではなく、窮屈さを感じさせず、プレイヤーの演奏意欲を引き出すようなネック・シェイプを目指した結果、最初のプロトタイプの段階でかなり良いところまで来ていましたが、そこから改良を重ね、薄めの厚みでありつつも、よりDシェイプに近いしっかりとしたグリップ感を持たせることができました。最終的には、リミテッド・モデルなどを除いたPRSのレギュラー・ラインナップの中で、これまでにない薄さのボディとネックになりました。ネックの内部にはホルミゴ材の補強ロッドを採用。これはアコースティック・ギターや近年ではハーマン・リーのシグネチャー・モデル「Chleo」で採用されたカーボン・ファイバー・ロッドに近い役割を果たし、ネックの安定性や剛性を高めるだけでなく、ネック全体の豊かな鳴りにも貢献しています。

今回のモデルにおいては、弦間隔も非常に重要な要素となっています。本モデルではSilver SkyやFioreと同じ弦間隔を採用し、従来のPRSモデルよりも僅かに広く設けることで、スウィーピング・アルペジオや、速弾きにおいて一音一音よりクリアに発音させることに繋がっています。さらに、この弦間隔に合わせ、新たなピックアップ・ボビンも開発されました。


デザインなどに関しては、PRSが培ってきた経験を活かしつつ、アメリカ西海岸と東海岸でPRSアーティストや親交のあるミュージシャンを集め、製品に対するインプレッションやフィードバックを得る「リスニング・パーティー」を実施しました。

アーティストからの最初のフィードバックは非常に好意的で、主な要望として挙がったのが、指板へのインレイの追加でした(プロトタイプにはインレイがありませんでした)。そこで、PRSとしては新しい、シンプルなオフセット・ドットのインレイを採用しました。また、Luminlayをサイド・ポジションに使用することで、暗いステージでの視認性を高めています。そしてアーティストからのフィードバックは、16インチの指板ラディアスという選択への確信にも繋がりました。そして、ネックの仕様に関して大きな話題となったのがステンレス・フレットでした。ステンレス・フレットの採用については、発売後に様々な意見が飛び交うかもしれません。

この素材をレギュラー・モデルで使用するためには、専用の加工設備が必要となりますが、PRSが目指すプレイヤーの要求に応えるためには必要な投資だと判断し、今回導入に踏み切りました。



■STYLUS PICKUPS

ボディやネックの基本デザインが決まった後は、新しいピックアップの製作に取り掛かりました。今回はアグレッシヴでありつつも、ハムバッカーとコイルタップによるシングルコイル・サウンドのどちらで使用したときも、芯のある輪郭のはっきりとしたサウンドを生み出し、真空管アンプだけでなく、デジタル機材との相性も考慮したピックアップを目指しました。その結果、ピックアップとしての個性は持ちつつも、従来のPRSのハムバッカー・ピックアップと比較すると、よりフラットな出力特性を兼ね備えたSTYLUSピックアップが完成しました。

マグネットはアルニコ5を採用し、DC抵抗値はトレブル・ピックアップが約13kΩ、ベース・ピックアップが約11kΩとなります。このジャンルのピックアップとしては比較的出力を抑えた設計ですが、この絶妙なチューニング・バランスによりクリアなサウンドが得られ、高出力のピックアップと比較して、デジタル機材との相性にも優れています。


■WHAT'S IN A NAME?

今回モデル名を決定するまでには、長い時間を要しました。選択肢をリストにしたものの、大半のものがすでに使用されていました。

それでもオリジナリティのあるモデル名を探し続けました。そしてこの新しいカテゴリーのギターとピックアップに関して、納得のいくネーミングに辿り着くことができました。どちらも、このギターを手にして演奏する人をうまく表現したPRSらしい言葉となっています。


・Tekton: 古代ギリシャ語で「職人」や「ものづくりをする人」を意味し、特に木工職人や大工、建築に携わる職人を指す言葉。

・Stylus: 文字や線を書くために用いられる道具や、音楽を再生するためのレコード・プレーヤーの針、そして「音を再生する道具」という意味を持つ言葉。



■FINAL THOUGHTS

ギター・プレイヤー同様、我々ももちろん日々間近でギターを目にしています。そしてギターを製作する現場では、ひときわ目を引く個体やモデルが登場すると、皆の注目を集めます。独特な杢目が特徴のMangoトップ、新しいカラー・ヴァリエーションとボディ・シェイプを纏ったTektonは、ファクトリー内でも大きな話題となりました。エンジニアリング・チームや製品開発チームは、多くの従業員から初めてTektonを目にした時の感想を聞いたり、多くの質問を受けていました。PRSで働く従業員の多くはギター・プレイヤーであり、同時に貴重なフィードバックをくれるお客様と同じ立場でもあるのです。だからこそ、彼らの意見にも耳を傾けました。


私たちのビジネスは、プレイヤーのフィードバックやリクエストを大切にしてきました。

その姿勢こそが1985年のCustom 24の誕生に繋がり、その後のMcCarty、DGT、Silver Sky、Fiore、そしてChleoといったモデルのデザイン、そして今日のTektonシリーズの誕生へと繋がっていきました。今回、PRSが革新的な発明をしたわけではありません。しかし、このTektonのプロジェクトというのは、新製品を発売するというよりも、S2シリーズが誕生した時の感覚に近いものがあります。このモデルを完成させるまでに、本当に多くの人がデザイン段階から関わり、改良を重ね、納得のいく製品を完成させることができました。我々PRSは、このTektonシリーズが、作曲・レコーディング・ライブといった様々な演奏環境で、現代のミュージシャンの音楽表現を支える存在になることを願っています。



定価 ¥565,000(税抜)


定価 ¥565,000(税抜)


定価 ¥585,000(税抜)


定価 ¥585,000(税抜)


発売開始日 : 2026年10月21日(水)

お問い合わせは最寄りのPRS Official Dealersまで

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