PRS Guitars

© KORG Import Division. All rights reserved.

  • Grey Twitter Icon
  • Grey Facebook Icon
  • Grey YouTube Icon
  • Grey Instagram Icon

INSIDE PRS  /  HISTORY

PRS 35年の軌跡:A TIMELINE

コンペンセイテッド・ナット

(補正ナット)特許取得

1981

フレット付き弦楽器のナット後端部での演奏ピッチが不正確になるという古くからある問題に対処するため、Paul Reed Smithが指板全域でイントネーション(ピッチの正確さ)を向上させるコンペンセイテッド・ナット(補正ナット)を発明しました。

トレモロ・アーム使用後のチューニングの安定性についてCarlos Santanaからの要望を受け、Paul Reed SmithはJohn Mannの助力を得て現在のPRSトレモロ・システム(特許取得)の開発をスタートしました。

トレモロの特許取得


1984

1984年、Paulは2本のプロトタイプ(写真)を手にしてアメリカ東海岸のギター・ディーラーへ売り込むツアーに出ました。このツアーで大手楽器店のSam Ashが最初のオーダーとして30本を注文し、その後のPRS Guitars運営上の安定した支えとなりました。

初の受注
 

1984

ごくわずかのギターで1985年1月のNAMMショーに出展後、メリーランド州アナポリスに戻ったPaulはPRSバージニア・アベニューの工房に移りました。そこで4ヶ月間、15人にも満たない少人数で20本のシリアルナンバーの入っていないギターを製作しました。

事業開始


1985

PRS製ピックアップ、デビュー
 

1985

製作するギターのトーンも含めて完全にオリジナルなものにするために、Paul Reed SmithがPRS Standard Treble / Bassピックアップを開発したのが1985年でした。2015年、この2つのピックアップはGuitar Player Magazineで「ピックアップ設計における33大イノベーション」に選ばれました。

1,000本目のギター

1986

シリアルナンバー入りの最初のギターがラインオフしたのは1985年8月でした。1986年6月27日、PRSは"The Night of the 1,000 Guitar Party"で製作1,000本達成を祝いました。PRS Guitarsに勢いが出始めた、ちょうどその時でした。

ダブルアクション・トラスロッド
 

1992

1992年、PRSネックのトラスロッドはシングルアクションからダブルアクション・スタイルに変更となりました。ネックの反りとねじれを修正できるダブルアクション・トラスロッドにより、調整がより容易になっただけでなく、より安定性の高いネック製作にも役立ちました。

Dragon I


1992

16歳当時のPaulが夢見たのは、ドラゴンのインレイがネック全体に入ったギターでした。それから20年、最初のPRS Dragonが完成しました。8,000ドルという価格は、まさに超ハイエンド、コレクターズ・アイテム級のギターでした。

1993年にCustom 22を、1994年にMcCartyモデルをそれぞれ発表しました。22フレットという短めのネックによりファットでよりビンテージなトーンが得られるとPaulは確信し、McCartyモデルでは彼の師であるビンテージ・マーケットの第一人者Ted McCartyをトリビュートしました。

CNC(コンピュータ数値制御)マシンはコンピュータ制御による切削機で、より正確で再現性の高い動作で高品質な切削を実現できる機械です。PRS Guitarsではサンディングや組み込み、品質チェックなどは手作業ですが、CNC導入によりボディやネックの切削でのヒューマン・エラーによる不良率を考慮する必要がなくなりました。

ビンテージ・マーケットに参入

(22フレット/ワイドファット)
1993/94

元々のバージニア・アベニュー工房が手狭になり、PRS Guitarsはチェサピーク湾の対岸にあるケント・アイランドに新社屋を建てて移転しました。2万平方フィート(約1,858m2)のスペースで、人数が増えたルシアー・チームにとってより作業のしやすい環境になりました。

ケント・アイランドへ移転
 

1996

CNCマシン導入


1995

Private Stock発表


1996

1995年の"Guitars of the Month"プログラムに端を発して、Paul Smith、Joe Knaggsおよび少数の敏腕ルシアーのチームでミュージシャン向けにカスタム・ギターを製作するPrivate Stockプログラムをスタートしました。Private Stockチームは少数精鋭で、高価ですが買えない価格ではないベストなギター製作に常に取り組んでいます。

スミソニアン博物館群の1つである国立アメリカ歴史博物館(ワシントンDC)がアメリカのポピュラー音楽における楽器の貢献を展示する目的で10数本以上のギターを選定する際に、PRS Dragon Iがその1つに選ばれました。これはアメリカの博物館にPRSのギターが展示された最初の例となりました。

PRSギターがスミソニアン・

コレクション(ワシントンDC)に登録
1996

従業員数100名に到達


1997

1990年代後半のPRS Guitarsの事業発展に伴い、100人目の従業員を採用しました。現在、PRSの従業員数は355名となり、製作や研究開発、セールス、マーケティング、アーティスト・リレーション、カスタマー・サービス、サプライ・チェイン等々、様々な重要業務にそれぞれ携わっています。

1997年、高さ65フィート(約20m)のPRS McCartyがメリーランド州ボルチモアのインナーハーバーにあるハードロック・カフェの屋上に設置されました。

PRS McCarty、

ハードロック・カフェに現る
1997

ピエゾ特許取得


2000

PRS Guitars初のピエゾ・ピックアップ搭載ギターの発表は1998年でした。LR Baggs社との協同によるシステムのカスタマイズを経て、米国特許を1999年に取得しました。LR Baggs / PRS Piezoシステムにより、美しいアコースティック・ギターのトーンとエレクトリックのトーンの両方を1本のギターで演奏できるようになりました。

2000年、PRSはMusikmesse International Press Award(mipa)のベスト・エレクトリック・ギター部門で初受賞しました。このアウォードは世界中の楽器関連プレス(楽器雑誌等)がその年で最高の楽器を部門ごとに投票し、フランクフルト(ドイツ)で開催されるトレード・ショーのMusikmesse / Prolight + Soundで受賞者を発表するというものです。2019年現在、PRSはベスト・エレクトリック・ギター部門で9回受賞しています。

PRS SinglecutでMIPAアウォードを受賞
 

2000

SEシリーズ発表
 

2001

2001年、SEシリーズを発表しました。このシリーズは、高品質で信頼性の高いギターをなるべく安価に提供するという性格のシリーズです。このシリーズ導入の際、Carlos Santanaがネット上で大きな役割を果たしてくれました。また、SEシリーズでの最初のモデルはSantana SEでした。

2005年9月、連邦巡回区控訴裁判所(特許及び関税等特定分野の事案を管轄)第6巡回区は、下級審の判決を覆し、Gibson社によるPRSに対する請求を棄却しました。その後の連邦最高裁の判決により、知的財産法を盾にし、公正な競争を阻止しようとしたGibson社の多年に渡る努力が水泡に帰する結果となりました。この判決を受けてPRSは直ちにPRS Singlecutの製作を再開しました。

PRS勝訴:Singlecutが

ラインナップに復帰
2005

多数のPRSファンや世界中のプレイヤーに感謝の気持ちを込めて、"Experience"と題したPRS初の無料イベントを開催しました。このイベントではファクトリー・ツアーやギター・デモ、ライブ・ショーなどが行われました。

初のExperience PRSイベントを

PRS本社で開催
2007

セールスと生産が伸びるに従い、需要を満たす供給力を確保するため、さらなる生産施設が必要となってきました。これに応える画期は2006年にスティーブンスビル・ファクトリーが、2008年にはその拡張工事の完了で訪れました。新社屋落成により9万平方フィート(約8,361m2)のスペースが増加し、ここに多品種の同時生産設備とオフィスが入りました。

スティーブンスビル・ファクトリー

操業開始
2008

数年にわたる設計と試作を経て、アコースティック・モデルであるAngelus CutawayとTonare Grandが2009年のウィンターNAMMで発表され、同年後半には新しく拡張された新社屋でフル生産を開始しました。

PRSアコースティックを発表


2009

PRSアンプを発表
 

2009

ギター・アンプのマスター・ビルダーDoug Sewellとのほぼ4年に及ぶコラボレーションにより、全段チューブのアンプ・ライナップを2009年のウィンターNAMMで発表しました。幅広い演奏スタイルのプレイヤーにフィットし、それでいて独自の音作りが可能なラインナップとなるよう開発しました。

2009年、PRSは若干名の最上級ルシアーとギター・テクニシャンでサービス/リペア専門部門のPTC(PRS Tech Center)を開設しました。PTCはこれまで、ヘッドストック大破という悲惨なものから、セットアップ調整やフレット打ち替え、ハードウェアのアップグレードといったシンプルなものまで、数百本のギターをリペアしてきました。

PTCを発表


2009

"アーティスト・グレード”

ウッド・ライブラリー開設
2009

2009年はまた、手作業で厳選された最高品質のフィギュアード・メイプルのトップ材セットのコレクション(ディーラー向け)である"アーティスト・グレード"ウッド・ライブラリーを開設しました。後にこのライブラリーはPRSの最高級エキゾティック・ウッドとインレイ素材を集めた宝庫であるPrivate Stock Vaultへと発展していきました。

Loe Fender、Les Paul、Ted McCartyらが入るVintage Guitar Magazine誌の栄えある殿堂にPaul Reed Smithが加わりました。同誌の発行人Aland Greenwoodは次のように述べています「Paulは、彼の世代ではVintage Guitarの殿堂入りを果たした最初のギター・ビルダーで、このことはギター製作の第一人者が交代したことも意味しています。」

Paul Reed Smith、ビンテージ・ギター・イノベーターの殿堂入りを果たす
2010

PRS S2シリーズを発表
 

2013

長期の開発期間を経て、US製のコア・ラインと普及価格帯のSEラインの間を埋めるS2シリーズが2013年に発表となりました。US製のこのラインは当初3モデルからスタートし、現在では10数種類のラインナップへ成長し、新進気鋭のプレイヤーたちに愛用されています。

PRSエレクトリック、アコースティック・ギターがメトロポリタン美術館の常設展示品に追加
2013

2013年10月7日、PRSのエレクトリック・ギター、アコースティック・ギター(スチール弦)、そしてナイロン弦仕様のアコースティック・クラシック・ギターが、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)の常設展示品となりました。ライブ演奏を含むエレクトリック・ギターのプレゼンテーションは、PRSアーティストであり、世界的なギタリストのJohn McLaughlinが務めました。

一般向けファクトリー・ツアーを再開
 

2015

PRSの30周年を記念して、メリーランド本社でのファクトリー・ツアーを再開し、エレクトリック、アコースティック、アンプ・ラインナップのショーケースも開始しました。

McCarty 594で

ビンテージ・マーケットへさらに進出
2017

ビンテージ・サウンドでありながら、現代工法による高い信頼性を両立させたMcCarty 594を発表しました。594は、ダブルカッタウェイPRSボディの上側のホーンに3ウェイ・トグル・スイッチを装備し、ネックは24.594インチ、ピックアップは58/15 LTという、量産モデルでは初の仕様です。

シングルコイルの世界で

Silver Skyが話題の中心に
2018

John Mayerとの数年に渡る共同開発により、シングルコイル・ピックアップ3基をマウントしたSilver Skyを発表しました。このモデルはMayerとSmithのお気に入りである1963年、1964年のギターからインスパイアされて開発したものです。発表と同時にギター界が沸き立ち、当日はPRSウェブサイトがアクセス集中で一時的にパンクしたほどでした。

TCIピックアップを投入


2018

従業員数350名に到達
 

2019

"TCI"とは、Tuned Capacitance and Inductanceの略で、Silver Skyの635JMピックアップの研究開発時に発見した技術です。通常のピックアップよりも、TCIでは設計通りのサウンドに微調整することが可能となりました。35周年記念の一環として、PRS社内で製作するピックアップは、すべてTCIのチューニングを受けたものになります。

PRSのギターやアンプ製品への需要の高まりに応じて、従業員へのトレーニングや採用も増え、創業以来初の350名以上の従業員数となりました

SE専用ファクトリー開設


2019

2019年はインドネシアのスラバヤにSEシリーズ専用のファクトリーを開設した年となりました。このファクトリーのスタッフは、SEシリーズ製品の製作に専念でき、PRSのスペック通りにギター製作をしています。

PRS専用弦の販売を開始
 

2019

PRSのメリーランド製ギターの弦は、これまで30年以上採用してきた従来のクラシック・シリーズ弦を補完する形で、新たな専用ラインナップであるシグネチャー・シリーズに切り替りました。シグネチャー・シリーズ弦は合金の配合比を見直してよりラウドでブライトなトーンを実現し、ボールエンド部分をハンダ付けすることにより耐久性と弦寿命を向上させました。